新年度の生活が始まりました。イースターとともに始まり元気が与えられますね!新しい歩みが守られますように。

2023年4月16日子どもメッセージ

主は生きておられる(ルカ24:23)「イエスは生きておられる」
先週の日曜日、イースターをお祝いしました。イースターというのは、復活祭とも言います。それはイエスさまが十字架の上で、私たちの罪を全部引き受けて、十字架の死と共に、罪も滅ぼしてくださり、そして甦られたということをお祝いすることです。卵も復活、イースターエッグとも呼ばれますが、イエスさまが復活されたことをお祝いする意味も込められています。

では復活された、甦られたイエスさまは、何のために甦られたのかというと、生きておられるということを、 現わし、与えるためです。 主は生きておられる!イエスさまは、いなくなったのではない!生きておられるんだ!生きて働かれるし、 生きておられるから、私たちの祈り、願いも、全部聞いてくださっている!聞いてくださり、そしてその祈りに答えて下さるんです。

美杉村という小さな山奥の村にある小さな教会に車で出かた時のことです。その村は杉やヒノキの木がたくさん植えてあり、木材の盛んなところで、いろいろな木で作られていますが、その中の1つに、ヒノキのまな板があります。それをその教会に行く前に美杉村の方から頂いたことがありました。 そのまな板の話が道中話題になりました。その時、一緒に乗っていた方が、ヒノキのまな板がほしい!とおっしゃって、本当に、まな板を欲しそうでした。それを聞いた時、まな板が与えられるように、お祈りしたら ~とお話しました。

その教会は、一人のおじいさんが戦後まもなく、美杉にもイエスさまを伝えたい!と願われて、イエスさまのことを村中に伝えていたことから、始まった教会でした。そのおじいさんの話や作詞作曲した歌を歌ったりした中で、教会の方が、こうおっしゃったんです。「まな板がたくさんあるんだけど~持って帰って~」その時、まな板まな板と言っていた、その方と顔を見合わせてびっくりしました。まな板が欲しいと願っていたけれどすぐに与えられるとは思っていませんでした。本当にイエスさまは、まな板を与えて下さった!まな板が欲しいという祈りを、すぐに聞いて下さった!疑っていたのに、本当に与えられるかな?と思っていたのに、すぐに与えて下さったことに、びっくりを通り越して、イエスさまは本当に生きておられるということ、祈りにちゃんと答えて下さることが、よくわかった瞬間でした。

イエスさまは生きておられます!生きておられるから、祈りをちゃんと聞いてくださいます。全部を聞いて下さるかどうかは、分かりません。でも、祈った通りにならなくても、ちゃんと聞いてくださいます。祈ったこと、願ったことを、 最も良い方法と、良い形で、必要な時に、ちゃんと与えてくださいます。

それは生きておられるからです。生きて共におられるから、生きて働かれるお方だからです。

教会学校だより 4月