伊那坂下教会CSだより 2025年4月

 

Happy Easter! イースターはイエス様の復活をお祝いする日です。

新しい年度が始まり、新たな希望を与えられて歩めるのはとっても嬉しいですね。

 

2025年4月20日教会学校説教(CSは今年度から9時半~行っています)

主は生きておられる「あなたの神、主は生きておられます」列王上17:12


ノルウェーから来られた宣教師の方がおられました。 中学1年生から大学4年生まで、 同じ教会で過ごしました。 その先生との思い出はいろいろあります。もう80歳近くなっておられますが、 よくおっしゃっておられたことがありました。「神さまは、 生きておられるよ。 神さまは生きて働いておられる!」 その言葉が今でも、耳に残っています。

聞いた時は、 神さまはいつもおられるし、確かにその通りだという漠然と、 何となく、ぐらいにしか感じていなかったのですが、神学校で勉強を始めた時、丁度結婚したばかりで住む所も、地震の後だったので、神戸では見つけることができませんでした。 それでどうなったかというと、尼崎に武庫之荘というところがあって、その教会の2階が空いているからということで、 6畳と台所が1畳くらいのちいさな部屋でしたが、 2万円で良いということで、そこで2年生活することになりました。

その時、 困ったことは、ひと月に54000円は、奨学金が出るのですが、54000円から、2万円を引くと34000円。 そこから電気代などがかかるので、 どうやって食べていこうかと思いました。でもそんなことを考える余裕もなく、 新しい生活が始まりましたが、引越ししたその時、その教会の方が、2階の片づけを手伝って下さり、食器棚を開けた時でした。 「あら! ここにお米があるわ」 その前に住んでおられた方は、 置き忘れたのか、分かりませんが、お米が1キロか2キロありました。 丁度いい、 これを使って~ということになり、早速頂きました。 でも1キロや2キロは、すぐになくなってしまいます。

お米を買いに行かないと・・・と思っていた時に、インターホンがなり、 宅配の方が届けてくれた荷物に、 いろいろな教会の方から、是非どうぞ使って・・・ということで、いろいろな物の中に、お米が入っていました。 「これでお米を買いに行かなくても良くなる」とうれしくなりました。それからしばらくすると、 またそのお米も少なくなり、今度は買いに行かなくては・・・と思い始めた時、 またお米が送られてきました。 またお米が少なくなり、今度こそは買いに行かなくては・・・と思っていたら、またお米が送られてきました。

そういう具合で、お米がなくなりかけたら、またどこかからかお米がやってきます。 神さまが与えて下さったんだ、と思いましたが、毎回、お米がなくなりそうになると、送られてくるので、心配になって、 本当にいいのだろうか?と思いながらも、結局、2年間、ほとんどお米を買うことなく、過ごすことができました。それからはお米を買うようになったのですが、 今でも不思議に思います。 あの2年間、お米がどこからかか送られて来た事をを思う時、神さまが、 2年の間、 お米を与え続けてくださったんだ~と思います。

神さまが必要をちゃんと分かっていて下さった、そして神さまは本当におられて、生きて、具体的に働いておられると今も、そのことを通して、本当にそうだ!と思います。
主は 生きて働いておられる、 神さまは生きて働かれるお方。本当に神さまを信じてついて行けば、どんな事があっても大丈夫です。

教会学校だより 4月